マツダ ロードスター試乗(前編)
こんにちは!ケントロピーゲです。
先月マツダのディーラーにて「マツダ ロードスター」を試乗してきましたのでレポートしたいと思います。
ちなみに初のロードスター(NB型2代目については助手席の経験あり)、さらに7年ぶりマニュアル車(1年ほど前にRX-7を動かしたことはあったのですが)ということで、期待されるような試乗記にはならないと思いますが、アルファ147乗りの非常に偏った目線からの試乗記ということを理解してお読み頂けましたら幸いです。
エクステリア&インテリア
国産メーカーでも特にデザインが美しい「マツダデザイン」
ロードスターにもしっかり統一されたマツダデザインが引き継がれております。
まずはエクステリアから。
(ちなみに画像は全てグーグルからの拾い物です。ディーラーに入ってバンバン写真を撮れる強心臓の持ち主だったら良いのですが、若干コミュ障をかかえる私には出来ませんでした。。)
シンプルながらも考え抜かれたデザイン。
個性が強いながらもそれに相反し、誰もが美しいと感じるデザインに仕上がっていると思います。
そして何よりも拍手を贈りたいのが、先代よりもコンパクトに仕上げたということですね。
昨今の自動車作りにつきましては全くの無知ですが、安全性能・居住空間、様々なユーザーの要望を汲み取る結果、モデルが変わる度にボディが巨大化している気がします。
そんな中、ロードスターは原点に立ち戻りボディを初代以上に小さくしてきた訳です。
これは凄い決断ですよね!!
マツダの車に対する「愛」「ポリシー」を感じます!
こういう芯のあるメーカーの姿勢が、いずれ自動車文化を作っていくのだと思います。
売れなくなったらすぐにスポーツカーを辞める「トヨタ」「ホンダ」なんかとは大違いです。
経営者目線からしたら当然のことかもしれませんが、マツダはロードスターを作り続けた結果、世界中で愛される車になったのだと思います。
広島のエンジニアは本当に素晴らしい!!!
話が逸れまくりましたが、ボディの曲面も非常に複雑で、日本車離れした妖美なデザインです。
歴史のあるロードスターデザインでありながら、それでも新しさを感じるデザインに仕上げていると感じます。
美しいデザインだけど分かる人が分かってくれたら良いんだよ、という我が愛車のアルファロメオとは考え方が違う。これもお国柄でしょうかね??
ま、その強烈な個性に引き付かれるのも、このメーカーの特徴だったりもするのですが・・・
つづいてインテリア。
シンプルかつ丁寧に纏めてきたと思います。
「アウディ」や最近の「ポルシェ」のように、一生使うことのないようなボタンが整然とならんでいて、いかにも高機能!というインテリアも嫌いではないのですが、やはりシンプルに纏めたデザインが個人的には一番好きですね。
ロードスターの性格上華美な装飾はいらないでしょうが、だからといって安っぽくてもいけない。
走りが好きなユーザーが買うわけですから、シンプルかつスポーティに。
好感が持てるインテリアですね。
個人的にはナビもいらないくらいです。
今の時代スマートフォンで十分調べれるのですから。
もっとシンプルにしても良いくらいですね!!
ですので私のお勧めはベースの「S」だったりします。
アルファ乗りとして嬉しいのはタコメーター・スピードメーターの0位置がアルファロメオと共通している点ですかね。
アルファロメオは0位置が一番下にあるのですが、これが意外にもスポーツマインドをくすぐるんです。
ロードスターはスポーツカーとして圧倒的な性能を持っている車ではない為、このような演出はとても大切だと思います。
一応参考までに我がアルファ147のメーターを貼っておきます。
0が一番下ですよね。
時計で言えば6時の位置。
このような演出がスポーティなフィーリングを演出する車には大切なわけです。(大事なので2回言いました)
さて、キーを受け取ってからの試乗は後編にて。
それでは、また!!