30歳から始める、格安輸入中古車ライフ

愛車アルファ147を中心に、格安輸入車を所有しつつブルジョアな生活を目指していくブログです

アルファ147 セレスピード

 

 

こんにちは、ケントロピーゲです!

 

 

当分は我が愛車アルファ147のレビューが続きます。

アルファロメオ購入の方の後押し、手助けが出来ましら幸いです。

 

 

前回はアルファ147の「ツインスパークエンジン」についてダラダラと書き綴ったわけですが、今回は題名の通り「セレスピード」をレビューしてみようと思います。

 

 

セレスピードとは??

 

メカ分野については基本分からないので、、すみません。

クラッチ操作を車が自動でやってくれるマニュアルミッション、と私は解釈しております。

 

AT限定免許の方には実感が湧きにくいと思うのですが、マニュアルミッション車というのは運転席にペダルが3つあるわけでして、アクセル・ブレーキ・クラッチ、と配置されているわけなんですね。

 

そこで「セレスピード」というミッションは一番左に配置されているクラッチペダルを取り外して、AT限定免許の方でも運転できるよう作られたミッションなのです。

よって足元のペダルはアクセルとブレーキのみ。

操作法も普通のATのように使えるのですが、スムーズに運転するには少々技術のいる面白いミッションとなっています。

 

 

 

セレスピードの操作法

 

まずはどのようなミッションなのか、写真を貼っておきますね。

 

 

f:id:Centropyge:20160513171407j:plain

 

 

一見するとマニュアル車に見えますが、これがセレスピードのシフトゲートです。

N=ニュートラR=リバース(バック)、ATとの唯一の違いはD=ドライブがないことですね。

写真が途切れ気味で申し訳ないのですが、写真の左下に辛うじて「CITY」というボタンが見えるかと思います。

後述しますが、AT限定免許の方はこの「CITY」というボタンを押せばギヤの選択も車が自動でやってくれるので、普通のAT車のように走らせることも可能です

 

 

前回も書いたのですが、アルファ147購入に当たって多くのレビューを読んできました。そして正直この「セレスピード」にはビビッていたのです。

アルファ147購入を目的でこのブログを読んでくださっている方は、恐らくいたるところで目についたフレーズがあるでしょう。

 

 

 

  • 「ギヤを変えるときはアクセルを抜く」
  • 「アクセルを踏んでも動かない、もしくは急発進する」

 

 

 

なんじゃそりゃ?ですよね笑

 

こればかりは実際乗ってみないとわからないですし、個体差も多少はあるようですが、私からすれば「あまり神経質にならなくても良いんじゃない?」というところが正直なところです。

 

はっきり言って数時間運転すればある程度慣れます

 よって数十分の試乗ではセレスピードの良さはわかりづらいかなー。。

 

 

耐久性など不安なところは確かにあるのですが、そこはイタリアの車!ポジティブに明るく前向きに考えていきましょう!

セレスピード」はとても楽しいミッションですから!!!

 

 

 

 

・・・話がそれました、操作法ですね。

 

基本的にマニュアル車と解釈したほうがわかりやすいと思います。

よってエンジンを切るときは1速、もしくはRに入れている(Nでエンジンを切ると警告音がなる)のですが、エンジンを始動すると自動でNに切り替わってくれます。お利口ですね。

 

 

f:id:Centropyge:20160516084227j:plain

 

 

スピードメータータコメーターの間のディスプレイが「N」になっていることを確認したら、ギヤをの方向(上側)にカクっと動かします。「」に変わったら1速に入った証拠です。

 

 

f:id:Centropyge:20160516084351j:plain

 

 

1速に入ったらブレーキを離して発進・・・あれ?動きません??

そうなのです、セレスピードは基本的にはクラッチ操作レスのマニュアル車。AT特有のクリープ現象(ブレーキを離したら勝手に前に進むアレです。)はないのですね。

 

よってアクセルを踏んで発進させるわけですが、ここの感覚が慣れるまでは難しいのです。クラッチを自分で操作出来ればギヤとアクセルの繋がる瞬間を掴みやすいのですが、如何せんセレスピードはクラッチ操作を車が自動でしてくれるわけです。

 

 

ですので慣れるまではアクセルを踏み込む量が浅すぎて前に進まなかったり、逆に踏み込みすぎて急発進したりとギクシャクするわけですね。

それでもすぐにコツは掴めてきますので大丈夫です!慣れるまではゆっくりアクセルを踏み込んでいけば、あとは体が勝手に覚えていきますので!!

 

 

 

さて、無事に発進できたらすぐに新たな関門です。

ギアを2速に上げなければなりませんね。

ギアをシフトアップしていくときに、アクセルを抜くか抜かないか・・・

 

 

f:id:Centropyge:20160516084439j:plain

 

 

 

これはセレスピード乗り、永遠の課題です笑

 

 

恐らく車の種類、年式にもよるのでしょう。

147・156・159・GTV・GT・スパイダー・・・

 

 

調べてみたところ初期のセレスピードはアクセルを抜いたほうがスムーズだとか。

 

ちなみに私の147は2007年式の後期型。

ほとんどマニュアルモードで乗るのですが、シフトアップ時にはほとんどアクセルを緩めません

出来る限り一定にアクセルを踏み続けることを心がけています。

 

そうすればあら不思議?

とてもナチュラルにシフトアップしてくれるんですよね。

 

ただ高回転時のシフトアップはアクセルを緩めた方が良いとか・・・まだまだ勉強中の身です。。セレスピード、奥が深い・・・

 

 

 

 

セレスピードは頭の体操と思ってください、もしくは車との対話。マニュアル車の免許を取っている方でしたらクラッチをどのように動かしてギヤに繋げているかは簡単に想像できることでしょう。

それを今この車はどのように操作しているのかを想像(対話といっても良い)することで、スムーズな運転が出来るようになります。

 

 ちなみにシフトダウンについてはアクセル踏みっぱなしでも、ブレーキ踏みっぱなしでも上手にこなしてくれます。

シフトアップよりもシフトダウンの方が上手ですね。

車が自動でブリッピングさせて、シフトダウンを決めてくれた瞬間は何とも気持ちの良いものですよ。脳内麻薬出まくりです汗

 

 

と操作方法をつらつらと書きましたが、AT限定免許の方!ご安心ください!!

「CITY」ボタンを押していれば、普通のAT車のように使えます

 

マニュアルモードと同様、アクセルを一定に踏み続けることで車がスムーズに自動で変速してくれます!!

 

私の家内はAT限定免許保持者ですが、最初は乗りにくそうにしていたものの今では普通に運転していますよ!!

 

 

 

 

 

セレスピードの注意点

 

気持ちよくてとても楽しいセレスピードですが、一番怖いのは故障ですよね・・・

 

ユニット全交換で20万円コースだとか。。

ディーラーだと保障の問題などでユニットを全交換するケースが多いようですが、イタリア車専門店などですと不具合のある部品だけを交換してくれるお店もあるようなので、いざという時の主治医は見つけておいた方が良いですね。(その場合は数万円の出費で済むことも)

 

 

ちなみに私が運転中に心がけていることは・・・

 

  • 荒い運転をしない
  • 信号待ちなど停車中はニュートラルにいれる(ギヤが入ったままアイドリングを続けると、セレオイルの温度が高くなり故障を誘発するとか)
  • ボンネットを開けてセレオイルの量を確認

 

くらいですね。

 

あとは神のみぞ知る、といったところでしょうか笑

 

 

 

 

セレスピード、まとめ

 

マニュアル車を選べる状況の方は、ぜひマニュアル車を選んだ方が故障に対する不安はグッと減ります!

アルファ147で故障の可能性が高く、そして故障した場合一番の金食い虫が「セレスピード」ですから。

 

しかし何度も申した通り、そんなネガティブな要素を差し引いてもプラスになるくらい楽しいのが「セレスピード」なんですよね!!

 

私はマニュアル車が好きだけど、坂道発進などは猛烈に下手くそなヘタレドライバーです。

もちろんヒール&トゥー、なんて出来ません!!

 

エンストの恐怖から解放し、尚且つイージーにギアを変えさせてくれる「セレスピード」はとても素晴らしいミッションだと思っています。

それにAT限定免許の方でも乗れるわけですから、奥様を説得しやすいのもプラス!!

 

 

ちなみにシフトダウンはプロドライバー的に瞬時にきめてくれるのですが、シフトアップはとてもアナログ的

 

ゆっくり一呼吸置きながらコツン、コツン、コツン、と繋がるイメージです。

瞬間的につながるフォルクスワーゲンのDSG等のダブルクラッチミッションをイメージしていたら出鼻をくじかれますよー!!

 

 

エンジンもミッションもとても人間味溢れる車。

それがアルファ147なんだなー、と思います!

 

 

長々と纏まらない文章を書いてしまいましたが、それだけトーシローでも色々と語りたくなる魅力あふれるミッション、ということなんです!

 

 次はデザインについてダラダラ綴ってみます。

では、また次回!!